ISTSW Tips&Hack

2026.03.09

人とAIの協働が未来を創る - ISTソフトウェアと始める、実践的生成AI活用ジャーニー【第8回】

【第8回】
「情報漏洩が怖い」はもう古い!
専門家が教える生成AI時代のセキュリティ・ガバナンス実践論

皆さん、こんにちは!
株式会社ISTソフトウェア、生成AIソリューション担当の「あいすけ」です。

「最近、生成AIってよく聞くけど、一体何から始めたらいいんだろう?」
「業務が改善するって言われても、具体的にどう役立つのかイメージが湧かない…」


そんなお悩みをお持ちの企業の経営者様やご担当者様も多いのではないでしょうか。
このブログでは、そんな皆様の疑問や不安に寄り添い、生成AI導入への第一歩を応援するため、頼れる先輩とフレッシュな後輩のコンビが会話形式で分かりやすく解説していきます!
それでは、第8回スタート!!

登場人物紹介

あかり先輩(左)
  • AIという新しい技術で、後輩や会社の未来を明るく「照らす」存在
  • 実務経験豊富で面倒見が良く、専門的な知識を分かりやすく教えるのが得意な中堅社員
かける君(右)
  • AIの知識を吸収し、未来に向かって力強く「駆ける」成長株
  • 好奇心旺盛で学習意欲の高い若手社員


かける君_イラスト調3_円

あかり先輩、先日あるお客様とお話ししていたら、「生成AIに興味はあるんだけど、社内の情報を入力したら外部に漏れそうで怖いから、利用禁止にしているんだ」とおっしゃっていました。
やっぱり、セキュリティを心配される企業は多いんですね…。

その心配は、とてもよく分かるわ。
新しい技術だからこそ、リスクを正しく理解することは非常に重要よ。
実際に、何も対策をしないまま使うのは危険だわ。
でもね、「怖いから一切使わない」というのは、非常にもったいない選択なの。

かける君_イラスト調7_円

もったいない、ですか?

ええ。
大事なのは、やみくもに怖がることではなく、リスクを正しく理解し、きちんと管理(ガバナンス)すること。
今日は、多くの人が心配する生成AIのリスクと、私たちが実践している安全な活用方法について解説するわね。

まずは知っておきたい、生成AIの3つの代表的なリスク

あかり先輩_イラスト調4_円

企業が生成AIを使う上で、特に注意すべきリスクは大きく3つあるの。

  1. 情報漏洩のリスク:
    かける君のお客様が心配していた通り、社外秘の情報をAIに入力したら、それが学習されて他の会社への回答に使われてしまうんじゃないか、という懸念ね。
  2. もっともらしい嘘(ハルシネーション)のリスク:
    AIは、事実ではない情報を、まるで本当のことのように自信満々に回答することがあるの。
    これは、AIが「事実」を理解しているのではなく、あくまで「次に来そうな言葉」を予測して文章を作っているだけだから起こる現象よ。
  3. 著作権などの権利侵害リスク:
    AIが生成した文章や画像が、意図せず第三者の著作権を侵害してしまう可能性もゼロではないわ。
かける君_イラスト調3_円

うーん、こうして聞くと、やっぱり使うのが怖くなってきますね…。

大丈夫。
これらのリスクは、「技術的な対策」「社内ルールの整備」、この2つの柱でしっかり管理できるのよ。

対策01

技術的な対策

そもそも情報が漏れない「箱」を用意する

まず最も重要な「情報漏洩」のリスクだけど、これは第4回第7回のブログでもお話しした通り、お客様専用の安全なAI環境を構築することで解決できるわ。
私たちが提供するソリューションでは、Microsoft Azureのような信頼性の高いクラウドサービス上に、外部から隔離されたお客様だけのAI利用環境を構築します。
この環境では、入力されたデータがAIの再学習に使われることはなく、情報が外部に漏洩する心配はありません。

かける君_イラスト調4_円

なるほど!
公共のサービスを使うのではなく、自社専用の金庫を用意するようなイメージですね。これなら機密情報も安心して扱えます。

対策02

社内ルールの整備

全社員で守る「交通安全ルール」を定める

安全な「箱」があっても、それを使う人たちのルールがなければ意味がないわ。
そこでISTソフトウェアでは、実際に社内で「生成AI利用ガイドライン」を策定して、全社員で運用しているの。

かける君_イラスト調6_円

僕たちも使っている、あのガイドラインですね!

あかり先輩_イラスト調3_円

そう。
ただ「使うな」と禁止するのではなく、「どうすれば安全に使えるか」という視点で、具体的なルールを定めているのがポイントよ

【ISTソフトウェアのガイドライン(抜粋)】
  • 個人情報の入力はしない
  • お客様の情報を入力する場合は、必ずお客様の許可を得る
  • 社内情報を入力する場合は、上長の許可を得る
  • AIの回答は鵜呑みにせず、必ず人間がファクトチェック(事実確認)を行う
あかり先輩_イラスト調4_円

特に最後のルールは、「ハルシネーション」対策としてとても重要よ。
AIを「万能の神様」ではなく、「非常に優秀だけど、たまに勘違いもする新人アシスタント」くらいに考えて、最終的な確認は人間が責任を持つ、という意識が大切なの。

専門家が「技術」と「ルール」の両面から伴走します

技術的な安全対策と、それを支える社内ルールの両方があって、初めて安心してAIを活用できるんですね。
すごく納得しました。

あかり先輩_イラスト調4_円

その通りよ。
私たちISTソフトウェアの強みは、システム開発のプロとして安全な環境を構築する技術力はもちろんのこと、自社で試行錯誤しながら作り上げた、実践的な「AIガバナンス」のノウハウまで、お客様にご提供できることなの。
私たちは、AIという強力なツールの「アクセル」「ブレーキ」の両方を知っています。
だからこそ、お客様が安心してDXのドライブ”に出かけられるよう、隣でしっかりとサポートできるのよ。


まずは「無料相談」から始めませんか?

「生成AI、うちの会社でも何かできるかもしれない」
「専門家の意見を聞いてみたい」


少しでもそう感じていただけたなら、ぜひ一度、私たちにお話を聞かせてください。
ISTソフトウェアは、お客様の現状の課題や、生成AIで実現したいことを丁寧にヒアリングし、最適な活用方法をご提案します。
「何から相談したらいいか分からない」という段階でも全く問題ありません。

まずは、下記のリンクからお気軽にお問い合わせください。
◆ 生成AI活用に関する無料相談はこちらから ▶

次回は、PoC(概念実証)で終わらせない!生成AIを全社展開するためのロードマップと推進体制と題して、失敗しないための具体的な始め方について、あかり先輩が解説します。お楽しみに!

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