
毎回、様々なテーマで開催している【ISTSW-AC】。
過去に開催された内容をレポートとして皆様にお届けします。
ISTソフトウェアでは、最新の技術動向や実践的な知見を共有し、共に学ぶ場として「ISTSWアカデミー(ISTSW-AC)」を開催しています。様々なテーマで、職種や役職・年代にこだわらず、全社員の知見・ナレッジのレベルアップを目指しています。
本ページでは、過去の開催内容をレポートとしてまとめました。
お取引先さまにISTソフトウェアの取り組みを知っていただく機会として、また学生や若手の方々にはスキルアップや学びのヒントとして、ぜひご覧ください。
7月の勉強会では、非エンジニア向けのAI仕事術がテーマとなりました。
生成AIを「優秀なアシスタント」と位置づけ、ChatGPTやGeminiなどを活用したメール作成、情報収集、アイデア出しといった業務効率化の例が紹介されました。
また、特定の作業に特化したツールとして、
なども共有されました。
AIを使いこなすコツとして、AIを「新人のアシスタント」と捉え、背景や役割を具体的に指示すること、そして注意点として「機密情報を入力しない」、「ハルシネーション(嘘)のファクトチェック」、「著作権への配慮」が強調されました。

8月は、社内資料のデザインガイドラインに関する解説が行われました。
このガイドの目的は、資料デザインの一貫性を保ちブランドイメージを形成すること、および配色などを考える手間を省き効率的に資料を作成することです。
主な要素として、下記の項目が説明されました。
レイアウトについては、「デザインの4大原則(近接、整列、反復、対比)」を意識すること、また、PowerPointのアニメーション機能は集中を妨げる可能性があるため、基本的に不要である点が共有されました。

AIを活用した2つの開発アプローチが紹介されました。

データプライバシーが求められる業務向けに、ローカル環境でセキュアに使えるオープンソースの生成AI(ローカルLLM)が解説されました。
特に、金融機関や医療機関など、機密情報や個人情報を扱う業務での必要性が強調されました。
実行にはVRAM搭載PCとOllamaなどのソフトウェアが必要で、AIエージェントツールと組み合わせることで業務レベルのコーディング能力が確認されました。

経営管理のための社内向け会計である「管理会計」と、環境変化に応じて予算計画を見直す「ローリング」について解説されました。
ローリングは、最新データに基づき収支予測を見直す手法で、当社では月2回実施されています。
また、社外向けの財務会計と管理会計の数値を一致させる「財管一致」の考え方や、そのための調整項目である「原価差異」、「工事損失」(将来赤字の前倒し計上)について説明がありました。

人生のリスクへの備えをテーマに、下記の二部構成で説明会が実施されました。

今後もISTソフトウェアは、顧客企業さまに信頼いただける技術力と、次世代を担う人材の成長を支える学びの場を提供し続けます。
次回のISTSWアカデミー開催レポートで、また新しい出会いと発見を共にできることを楽しみにしております。
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