
毎回、様々なテーマで開催している【ISTSW-AC】。
過去に開催された内容をレポートとして皆様にお届けします。
ISTソフトウェアでは、最新の技術動向や実践的な知見を共有し、共に学ぶ場として「ISTSWアカデミー(ISTSW-AC)」を開催しています。様々なテーマで、職種や役職・年代にこだわらず、全社員の知見・ナレッジのレベルアップを目指しています。
本ページでは、過去の開催内容をレポートとしてまとめました。
お取引先さまにISTソフトウェアの取り組みを知っていただく機会として、また学生や若手の方々にはスキルアップや学びのヒントとして、ぜひご覧ください。
生成AIの基礎を解説し、テキスト・画像・音声など創造的内容を生み出す仕組みが紹介されました。生成AIの得意分野は、文章作成や要約、FAQ作成、表計算支援などで、物理作業は不可。課題として「ハルシネーション」があり、情報不足や古いデータが原因と解説されました。回避策としては、RAGやファインチューニングがあるものの、完全回避は困難で、利用者による検証が必須です。社内ナレッジツールでの利用環境も紹介され、機密情報を扱える点が強調されました。AIを効果的に活用するためには、具体的で明確なプロンプトが重要であり、繰り返し対話で精度を高める姿勢が必要となります。AIの限界を理解し、適切な質問や成果物を設定できる人が有効に活用できる人です。

外部講師をお招きし、Google Cloudの基礎についてご紹介いただきました。
主要クラウドプラットフォームである、Google Cloud。仮想マシンやコンテナ、マルチモーダルAIなど最新技術を提供し、堅牢なセキュリティ体制が特徴であることが紹介されました。

AIエージェント型サービスが解説されました。これらは、目標達成のために手段を自律的に選び、改善を繰り返す仕組みです。コーディング支援やテストコード生成、モックアップ開発など、多様なツールが開発工程全体で利用可能であると解説されました。AI搭載コードエディタは、ペアプログラミングやコード補完、インライン編集、コマンド生成などの機能を持ち、エージェント機能により複数ファイルの同時編集も可能です。セキュリティ面では、「プライバシーモード」によりデータが保存や学習に利用されないことが保証され、安心して利用できると説明。他の支援ツールとの機能比較も行われ、利用目的に応じた選択のポイントも紹介されました。

※2024年12月度は、スケジュール・業務などの都合により、開催されませんでした。
今後もISTソフトウェアは、顧客企業さまに信頼いただける技術力と、次世代を担う人材の成長を支える学びの場を提供し続けます。
次回のISTSWアカデミー開催レポートで、また新しい出会いと発見を共にできることを楽しみにしております。
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