【ISTSWアカデミー】開催レポート (2023年4月~2024年3月開催分)

毎回、様々なテーマで開催している【ISTSW-AC】。
過去に開催された内容をレポートとして皆様にお届けします。

ISTソフトウェアでは、最新の技術動向や実践的な知見を共有し、共に学ぶ場としてISTSWアカデミー(ISTSW-AC)」を開催しています。様々なテーマで、職種や役職・年代にこだわらず、全社員の知見・ナレッジのレベルアップを目指しています。
本ページでは、過去の開催内容をレポートとしてまとめました。
お取引先さまにISTソフトウェアの取り組みを知っていただく機会として、また学生や若手の方々にはスキルアップや学びのヒントとして、ぜひご覧ください。

2023年4月開催概要

ITインフラとサイバーセキュリティのアセスメント

外部講師の方をお招きし、クラウド、仮想化、MSPなどインフラの構成要素を整理し、EDR、MDR、SASE、多要素認証といった最新のセキュリティ対策を解説いただきました。

2023年5月・6月開催概要

社内手続きの流れとChatGPTの紹介
  • プロジェクト・売上/仕入(原価)に関する社内手続きの流れと、会社組織における会計の役割(制度会計と管理会計)について、2回にわたり解説されました。
  • ChatGPTの概要と活用事例が、2回にわたり解説されました。

2023年7月開催概要

ナレッジ共有プラットフォームの紹介

自社独自開発のナレッジ共有プラットフォームの紹介。スキル管理とナレッジ共有における業界課題(有識者の不在、技術評価の困難さ、ナレッジの属人化、技術伝承の途絶)を解決することを目指しています。

2023年8月開催概要

AWSの基礎

AWSの概要と、200以上のサービスを解説。基本のサービス、従量課金、拡張性、セキュリティについて学びました。

2023年9月開催概(2コース開催)

UI/UXとサイバーセキュリティ概要
  • 外部講師をお招きし、UI/UXの基礎について解説いただきました。
  • サイバー攻撃の動向と脅威(フィッシング、ランサムウェア、サプライチェーン攻撃など)について、紹介いただきました。

2023年10月開催概要(2コース開催)

Webシステム開発と見積検討会の開催について
  • Webシステム開発の概要として、Linux、データベース、Webの基礎知識(HTML、CSS、JavaScript、HTTP、CGI、Webサーバーの役割)が説明されました。
  • 品質マネジメント室より、見積検討会開催ガイドラインの説明が行われました。
    見積検討会は、見積の妥当性確認、実施計画の妥当性確認、リスク・課題の予見と対策を明らかにする会であり、プロジェクトを成功に導くための重要なステップであることが強調されました。

2023年11月開催概要(2コース開催)

最新ITトレンドと開発実績
  • 最新のIT業界トレンドとして、AI、Web3.0、ブロックチェーン、NFT、IoT、ノーコード・ローコード開発、XR(クロスリアリティ)、メタバースの6つの分野が紹介されました。
  • 当社の大手企業や公共機関向けなど様々な業界向け開発実績を、各事業部門の担当者から紹介。自社の多様な実績と技術力が示されました。(本社:関東エリアメイン)

2023年12月開催概要(3コース開催)

生成AI・セキュリティ・開発実績
  • システム開発での生成AI活用事例として、仕様からのコード生成、リファクタリング(コメント追記、クラス化、例外処理、脆弱性診断)、コードレビュー、テストコード・テストケースの作成、テストデータ作成が挙げられました。機密情報取り扱いの注意も確認。
  • 2023年11月に引き続き、自社の様々な開発実績を各事業部門の担当者から紹介。自社の多様な実績と技術力が示されました。(地域エリアメイン)
  • 外部講師をお招きし、サイバーセキュリティトレーニングの重要性などを解説いただきました。

2024年1月開催概要

クラウドと市場動向

外部講師をお招きし、クラウド市場の昔と今、クラウド時代に求められる人材=提案力について解説していただきました。

2024年2月開催概要(2コース開催)

セキュリティ・AWS
  • 株式会社アイネットより、リソースプール型データセンターとマネージドセキュリティサービス(セキュリティ運用センターサービス)を紹介いただきました。
  • AWSを始めとしたクラウドサービスのベストプラクティスについて解説されました。

2024年3月開催概要(2コース開催)

新規事業立ち上げのプロセス、クラウドERPシステム
  • 外部講師をお招きし、新規事業を継続的に創出する手法と企業文化の醸成について解説していただきました。
  • 外部講師をお招きし、自社でも導入しているクラウド型ERPシステムについて、機能概要や顧客への提案ポイントを解説していただきました。
◆ 関連用語・キーワード集 ◆
  • EDR(Endpoint Detection and Response)
    PCやサーバーなどの端末を監視し、サイバー攻撃の兆候を検知、対応するセキュリティ対策です。事後対応に重点を置いています。
  • MDR(Managed Detection and Response)
    EDRなどのツールを専門家が24時間体制で監視・運用し、脅威の検知から対応までを代行するサービスです。
  • SASE(Secure Access Service Edge、サシー)
    ネットワーク機能とセキュリティ機能をクラウド上で統合し、場所を問わず安全なアクセスを実現する考え方です。
  • 多要素認証(MFA、Multi-Factor Authentication)
    IDとパスワードに加え、SMS認証コードなど複数の要素を組み合わせて本人確認を行う認証方法です。
  • 制度会計と管理会計
    制度会計は法律に基づき株主など外部へ報告するための会計。管理会計は経営判断に役立てるため社内で利用する会計です。
  • フィッシング(Phishing)
    実在する企業などを装った偽のメールやSMSを送り、個人情報やパスワードを盗み取る詐欺の手口です。
  • ランサムウェア(Ransomware)
    コンピューターウイルスの一種で、データを暗号化して使用不能にし、復旧と引き換えに身代金を要求します。
  • サプライチェーン攻撃(Supply Chain Attack)
    セキュリティ対策が手薄な取引先などを経由して、本来の標的である大企業のシステムへ侵入する攻撃手法です。
  • AI(Artificial Intelligence、人工知能)
    人間の知的活動をコンピューターで模倣する技術。機械学習や深層学習などの手法でデータを分析・予測します。
  • Web3.0
    ブロックチェーン技術を基盤とし、個人がデータを管理・所有する、次世代の分散型インターネットの概念です。
  • ブロックチェーン(Blockchain)
    取引記録を暗号化して鎖(チェーン)のように繋ぎ、参加者全員で共有・管理する分散型台帳技術です。
  • NFT(非代替性トークン)
    ブロックチェーン上で発行される、偽造不可能なデジタルデータ。アートやゲームアイテムの所有権証明に利用されます。
  • IoT(Internet of Things、モノのインターネット)
    あらゆるモノがインターネットに接続され、相互に情報をやり取りすることで、生活やビジネスを便利にする仕組みです。
  • ノーコード・ローコード開発
    ソースコードをほとんど、あるいは全く書かずに、アプリケーションを開発できる手法。専門家でなくても開発が可能です。
  • XR(クロスリアリティ)
    VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)など、現実と仮想世界を融合させる技術の総称です。
  • メタバース(Metaverse)
    インターネット上に構築された、アバターを通じて人々が交流・活動する三次元の仮想空間のことです。

◆ 関連ページ ◆

今後もISTソフトウェアは、顧客企業さまに信頼いただける技術力と、次世代を担う人材の成長を支える学びの場を提供し続けます。
次回のISTSWアカデミー開催レポートで、また新しい出会いと発見を共にできることを楽しみにしております。

お問い合わせ先

株式会社ISTソフトウェア
ITサービス企画本部

TEL  :03-5480-6711
MAIL:benkyo-staff@ist-software.co.jp

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